【経験談】私がセラピストとしてサロンで働いたメリットとデメリット

2020/06/25

ちゃちゃ丸




私の体験談の仕事シリーズ。


今回はわたしが以前にも書いたことがあります。サロンで施術をしていた経験を通して私が良かったことや嫌だったことをそのまま書いてみたいと思います。

皆さんも一度はエステや整体などを受けに行ったことがあるのではないでしょうか?


私も実は受けるのが大好きだったうちの一人です。立ち仕事をしていた時に、足が棒になって夜に仕事に疲れたりすると足マッサージしてもらいたいな〜とよく都内のサロンに助けを求めに行っておりました。


その時は自分が接客業をしていたので、まるで正反対のように見える専門的な施術の世界はとても技術的に見え、かっこいいな。と思ったのが務めるきっかけになりました。


料理もそうですけど、食べるのが好きな人は作ることにも興味が湧いたりしますよね。私は食べるだけが好きですが。 そう、逆の経験があったことによって私はセラピストとしての扉を開くこととなりました。




 セラピストは私はもうやりません。



 結論からお伝えしますとですね。私は一年も持たなかったんですね。意識は持ったんですけど、私の体質上、体からのSOSが出まくってしまい、もう最初の一ヶ月、いや、むしろ一週間で限界。と思ったのです。 


それはなぜかと言いますと、まず、研修を受けるわけですがその時間の経過が今まで経験してきたものとは全然違く。


そして何より「人の体に触れること」を簡単に考えすぎていた私に落ち度がたっぷりあったのですね。 研修2日目にして私は謎の熱を出し、鼻から膿がタラーンと登場したのです。



そう、なんだかまるで食らったかのような症状ですね。正式にはわかりませんがまず最初のサインはそう行った形で私の身体に現れることとなりました。 


それでも研修はつづく


それからセラピストとして一人前のデビューまで一ヶ月ほど研修を重ね、どんどん想像と違ったなって思って行ったのであります。

毎日毎日体がなんだか重かったんですね。これはとっても不思議な経験でした。 なぜだろう。そう考えた私は占い?のようなカウンセリングで聞いてみることにしました。


そうしたらあなたの体質はスポンジのように人のエネルギーを吸い込むからしんどいかもしれない。と言われ、これはどうしようかなーと思いましたが、なんと!すぐやめようにも研修費が多額かかるということで辞めることができず、それで苦しむ期間でした。


 人の体のケアよりも 結局3ヶ月ほどでその環境に少しずつ馴染んでいくのですが、施術をしながら、自分の身体がボロボロになっていく様子が私にもわかるまでになりました。よほどだったのだと思います。


これは人のケアなんてしている余裕はないな。なんでこの職種選んだんだろう。すでに後悔しかなく、早く辞めることしか考えていませんでした。 研修費の支払いがなければとっくにやめていました。私の体もそれを求めていたと思います。


こればっかしは「人の影響を受けにくいタイプ」でないと継続して人のケアをすることは無理なのでは?と今は思います。 だけど、こういう流れで仕事が決まって、今働いていることに何か意味があるのでは?とそういう発想もしてみました。




 セラピストをして良かったこと。


 実は、びっくりしたのはそういう繊細さや敏感さがある人の方がこの世界に向いているらしいのです。

嫌になってしまうくらいの自分のこの繊細な身体を引きづりながら仕事に向かっていましたが、こんな私がなぜか向いている。そんなことある?と半信半疑。 


だけれどそういう自分の体質もこの「セラピスト」という仕事を通してようやく気づけたことでしたので、今はそこに気づけたことが唯一の良かったことでした。本当に良かったことがこれしかないのです。 



 セラピストをして大変だったこと。


 気力をとにかく使う 


 一見簡単そうに見える施術もやってみるとどれもとってもできそうでできないテクニックばっかりでした。研修も一日空けでしたが全身運動になっていたのか次の日は起きられず昼間まで寝ていました。


体力というよりも気力が滅入っていたようでした。回復もなかなかしなくて、私何か乗り移ってるのかな?と思いました。 

 人間関係が良くない 



実はセラピストは施術だけではありません。サロンに所属しているので、予約管理や電話対応、自分のお客さんの次回の予約を取ること、暇な時は先輩に自分のお客さんを横取りされることもあったのです。


一見仲よさそうにお客さんの前では会話をしていても平気でそういうことをする人がいました。そういう人間関係が一番私は嫌でした。アパレルとは打って変わってですね。

 変わった人が多かった 


 個性的で変わっているアパレルの変わっているというよさではなくって、本当に変わっている人が多く、コミュニケーション障害に近い方が実はセラピストには多くいました。

そのために色々な店舗や、店舗同士、店舗の中でもゴタゴタがありました....。これがストレスでした。お客さんの前だけなんですよねいい顔してるのが。



まとめ 


 人間は正反対に思えることをしている時、そのまた正反対を理想的のように思う傾向がありますよね。隣の芝生は青い。のような心理だったのかもしれません。


私にとって施術は楽しく向いていたのだと思います。だけど「サロンワーク」というシステムや周りに私のことを蹴落としてくるようなセラピストがいることがストレスだったようです。


それにより実は半年くらいからずっと体調を崩していました。何をやっても治らずに、接客をすることもできないほどになってしまったのです。何回も休みました。


それでも回復どころか悪化。これはもうダメだな。お金を払ってでも退職しよう。そう思い覚悟を決め結局10万円を払うことに。なかなか痛い出費でした。

だけどこの覚悟、のちにすごく大事なことでした。これは別の記事に書きますね。


ちなみに一日の給料はとても安く、割に合わない仕事でした。会社によると思いますので、もしセラピストをしたいと考える場合はよく最初の面談の時にシステムについて聞いておいた方がいいと思います。 

無料で研修を受けて手に職をつけられる。それにまんまとひっかかり結局、自分で10万円を払うことになり笑、体もボロボロじゃいいことはないですからね。


ちなみに私の体は正直で、辞めたら嘘のように体調は回復して今は体調崩すことが全くないです。不思議ですよね。 何かの参考になれば幸いです。今日もご覧いただきありがとうございました。

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