「要らない」を引く、捨てる。削ぎ落として見えてくる魅力*

2020/06/19

捨てる




ほんの少し。


最近よく思うことがあって、私は人のいい部分を引き出すのが上手いのですが。その感性というのは例えば、物、商品とか服とかそのほかにも共通しているんだな〜っと思ったんですよね。


例えばね、おんなじ商品であっても安いですよーが売りで、写真まで安っぽいものもあれば、高くても買いたいと思うものも無数にありますよね。

1.ガチャガチャ。

2.シンプル


同じものでも、こっちだとちょっと洗練されて質が良さそうに見えたりしませんか?


こういう本当に少しのきっかけを与えると、その後の商品の売れ具合って大幅に変わるように思うんですよね。もちろん、安さ重視の人であれば、前者の方がそそられる!!人もいるのかもしれないのですが。



その物や人をどう見るのか。




監督。

そこにこだわるからどうこうということはないのかもしれませんが、ちょっと目線を変えると、結構いい面というのは無数に存在はしていると思うんですね。例えば、監督や、新人を発掘する人だったとしたら、その物や人にどんな可能性があるか多方面からみてみますよね。

わかりやすく展示するものがいいものもあれば、何かと組み合わせた方がいいものもあります。おそらく絵になる人というのはもともとお洒落であった場合もありますが「掘り出す」誰かがいたと思うんですね。良き面と悪い面をわかって肯定して、認めてくれる存在。そういう人との出会いはすごいこと。

あと、じぶんでじぶんを客観視するのももちろん大事。自分が自分の一番の監督。であるわけです。

でね、そうみたときにこの世にはまだまだそういう「監督」に出会っていない人や、自分の隠れた魅力に気づいてないでいる「もの」「人」などなどがたくさんあるな〜って思ったんですね。



どうその商品を扱うのか。






例えば、手作りでマスクを作って販売を始めた方もいると思うんですが、その商品を作っても、レビューが0で販売もされてるのか?というマスクがうじゃうじゃしているんですよ。マスクに関してはマメにチェックしておりますが、本当に「もったいないな〜」って思うんですね。まず、サクラを使ってでもいいからレビューはあった方がいいですし。これが酷評であってもないよりかわ。



あと写真がね伝えようとして「足しすぎ「や、「明るさが足りてないもの」はがっかりです。これ私が写真家だからとかでなく、人って結構そういうので判断していると思うんですね。無意識でも。


例外として、どうしてこれがこんなに売れるんだろ?というのもあるのですが、やはり売れるものには惹かれるものがあるんですね。これはものでもマスクでも服でも、人でも同じですね。




要らないを引く、捨てる。



余計なものはいらない。


パスコのCMのキャッチフレーズですが。本当にこれなんですよね全て。そのもの一つ一つが際立つには、余計なものは必要がないのです。これはお部屋でもそうですよね。人によって系統を揃えてスッキリさせる人もいれば、ものをすっからかんにすることで物理的にシンプルにする人もいれば、系統ごちゃ混ぜだけど、なんか素敵にシンプルに暮らしてる人もいますよね?



その人それぞれの「余計なもの」のボーダーラインは違うんですよね。なので闇雲にただ捨てるのは違うんですね。「考えないで捨てる」ことは要注意なので。余計なものはいらない。でも、その余計なものはそれぞれ違うということなのです。


人にとって
物にとって

必ず輝ける場所、世界、仕事、居場所があるんです。



で、私はそれをまた写真と人から学んだんですよね。そして今商品と人、物から学んでおります。やはり写真というのは物、人の人生を変えるものです。一枚の写真の一部分が違うだけで、どれだけ違う未来になるんでしょうね?

私は私の撮影した写真が何百万につながったことがあり。それを痛感しております。そのとき私が心がけたことこそが「余計なものをできる限り削いだ」ことです。原石というものは足すことだけでは輝かない。

「いらない。」を削ぎ落としたその先に、新しい扉はまっている。その一連一つやるだけでもうそのあとはその感覚であとは大成功ですよ。




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