【人の部屋の片付け】もったいないばーちゃんのお部屋で私がした5つのこと

2021/05/02

スッキリ 感情・心 捨てる




昨日の続きです。昨日、私は、新しい流れを迎える前で、靴を2足買い、そして9足のの靴を捨てました。


そのあとの話なのですが、自分が片付けていると周りもなぜかその勢いに乗ってくるということがたまにありますよね。


最初は一人で地味にコツコツ片付けたりしていたのに、気づいたら、周りも「あ!それ同じことしようとしてた!」みたいに。家族がおうちに何人かいる方はそういうことがあるのではないかなと思うんですよね。


昨日は、さあ、引き上げるか。と思ってたんですよ、ちょうど靴の整理が終わり、ごみ回収がきて、無事に靴を見届けた私。お昼ご飯何食べよう!


と思ったその時、、、私の祖母の部屋。から何か聞こえる。気のせいと思いたかったのですが、気のせいではなかった。ちょこまかちょこまか掃除のおじゃまをしてくる祖母。さて、今日は、その後の人の部屋、もったいないばーちゃんの部屋のお掃除のお話です。



 


その後のもったいないばーちゃんのお部屋



度々登場します。うちの「もったいないばーちゃん」のお部屋。じーちゃんがなくなってからというもの、じーちゃんの過去の栄光のものや、もう帰ってくることはない「おじ」の物がそのあたりを占領しているのであります。


よくテレビでやっているような、この間も80代のおばあさんが、思い出の写真を全部データ化して、写真を全部捨てた。などそういう断捨離っていうのでしょうか。私はそこまでする必要はないと思っています。


私は写真家なので、フィルム写真がやっぱり大好きなんですよね。フィルムをデータ化してしまったら、あの紙の触り心地や、味はなくなります。


見やすい方がいいわと思う人はその方法がいいのかもしれないけれど、うちのばーちゃんは毎日、写真を見返す日課があります。そんなばーちゃんなので、そんなことはやるはずもなく、未だに銀行のお金を引き落とすのも窓口という人。


私は基本的に人の部屋はたとえ家族であってもやりません。それは前に、もったいないばーちゃんの部屋や、おじさんの部屋をやって、微妙だったから。


何が微妙かというと、結局部屋が汚くなったら、またやってもらえばいいや〜ってなるからなのです笑(全ての人がそうではありません)


自分の内側を見ようとはしていない



まず、そういう部屋になるということは、そもそもが、何かがあって、心に余裕はなくて、自分と向き合うつもりはないのだ。これは、何もない部屋が素晴らしいということではさらさらない。


その辺に「今」不要なものがゴロゴロ転がっていることで、何かを「満たそう」としている状態なのである。


昔の私もそうだったのである。開いているのは私の心の隙間なのに、必死に何かを外側に求め続け、ものを収集し、コレクションだと言って、異常にもモノを買っていたのである。そのモノは実はなんでもいい。


祖母にとっては、それが過去のじいちゃんの栄光であったり、帰ってこない「おじ」の私物。なのである。それのどれもかもが捨てられないものだと、祖母はいう。


という客観視をしてもなお、祖母の部屋は定期的に少し手を加えないとごちゃごちゃになるのだが、ついにはこの間、重要書類がどこにあるのかがわからなくなり、影響が祖母だけならいいのだが、こっちにも良からぬ影響がくるということはもはや祖母だけの問題ではないということになる。


そして出た答えは祖母を巻き込んで片付けをするという方法。しかし、そう簡単に、真面目に取り込むような祖母ではないのである。


散らかしたいのか、片付けたいのか




祖母は、全然違うことをしているのに「このアズキはどこに置いたらいいかしら」など、今それはどうでもいいということをさも、自分もチームの一員でやってるぞ!という意気込みを見せてくる。笑


その意気込みは大事なことなので、最初はいいのだが、途中から一体、じゃまをしているのか、散らかしたいのか、何がしたいのかわからないという謎の時間がやってくる。


判断ができないからなのか、どっからどう見ても「ごみ」なものを大事そうにとってあるというダミーがそこら中に、バラバラ存在しているのである。


例えば

  • 使いおわった湿布
  • 100円均一で買った綺麗なはずの袋がぐちゃぐちゃ
  • 見るからにパンが入ってた袋(カス入り)


使い終わったティッシュが大事に袋に入れてとってあることもある。これは少し離れたところにすむおじも同じ傾向がある。使いもしないものがなぜか袋に大事にしまわれて、本人もどこに何があるのかなんてわかってないのである。


壁という壁にたくさんのビニール袋がズラーっと並ぶ部屋には異臭も漂っている。笑。なんならものが多くて床が抜けるんじゃないかと、兄弟総出で片付けに行ったことがあるくらいだ。しかし、人ごとのような顔で本人は機嫌の切れた吉野家の牛丼を食べているのである。


自分の部屋にすることは自分にしてること




これを踏まえた上で、他者が手伝えることは本当は何もない。しかし、今回のように、こちらにもよくないことが起こることが増えたら困るのは自分たちなのである。


そもそもそこに置かなければいいというのはあるけれど、何もそのままの状態で、放置していても、いいことは一つもない。


私が今回「もったいないばーちゃん」の部屋で、やったこと


1. 定期的にゴミを捨てる

これは本人が本来はやることだけど、ゴミはゴミを呼ぶので、放置しておくとさらにぐちゃぐちゃになる。

確実にごみといわれるものをピックアップし、本人に尋ねる。そして納得する言葉をかける。シンプルに。(本人に確認しながら)


2. とにかく集める

ものがあちこちに広がることによって、祖母の生活空間でものが使いづらくなることがある。


紙類(メモやレシート、ハガキ、クーポンけん、チラシ、パンフレットなど)は一箇所にまとめる。


かき集めることで、そこに意識が集中するようになる。そして集めることで、あ、これ期限切れてるから要らないねなど判断がしやすくなる可能性がある。


3.  床面積を広げる

集めることで、とにかく「床」置きしているものなども、どこかにおくなどして、床の面積を広げる。


ただこれをやるだけで、結構部屋の中はすっきりとしてくるはずだ。


確実に床におくようなものはよく使うものか、放置気味なものかに別れると思うのである。それらを集めて、置き場に戻すなどすると結構部屋がすっきりとしてくる。


4. やりかけになってることを訪ねる

部屋の中を見渡すと、何があったのか、やりかけで止まって、停滞しているものに出会うことがある。


例えば

  • ラップがぐちゃぐちゃになってる(使いづらくて新しいラップが購入されたと思われる)
  • 捨てるか迷ったと思われるもの
  • どう使うか使い道が不明なもの

その狭間で止まってしまったものは辛い。そのものの気持ちになって、ホコリをはらうなりし「動かす」という行動をして見る。


5. 使いづらそうな部分の改善

押入れの中などを開けると、非常にもったいない空間になっていることがある。空間の無駄があったり、積み重ねてあるお洋服はまるでソフトクリームのようになっていた。笑


少しの工夫で、使いやすくなることは、取り入れて見る。


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まとめ




色々なものを本当は捨てたい。と思うもったいないばーちゃんのお部屋。いるだけで私は気分が悪くなるのだが、祖母にとってはそうでもないようで、そのままにしておいてもいいのかと思うこともあるのだけれど、最低限のライン(なくなるものが出たりしたいレベル)までは片付けておく。


その時に捨てるものは確実に「ゴミ」ととれるもののみ。あとはうまく「寄せて」「集めて」整理整頓。床の上にものはおかず、家という空間の風通しを良くするまで持って行ったところでひとまず終了にしました。


あまりやると、自分で何もしなくても部屋がぐちゃぐちゃになったら、誰かが片付けてくれるんだと思ってしまうので笑最終的には、そんなに難しく考えなくても、当たり前のことを日々繰り返していくだけで、だいたいいい方向にいくと思うのです。


人の部屋に関しては人のゾーンであり、私にできることはこれくらいにとどめています。


ポイントは自分の気が向かないときはやらないことと、少しずつです。なぜなら、ものがごちゃごちゃしてるのが好きな人は他者には変えられないし、モノとモノの間にスペースができれば、またすぐモノを埋めようと反動が必ずくるから。やっても意味がないのです。


人間の現状維持システムが、びっくりしてしまうこともあるでしょう。けど人はころっと変わることがあるのです。それはもちろん段階を踏んで。間違っても勝手に捨てることはやめましょう。自分がされたら嫌なことはいくら家族であってもタブーなのです。


そんなこんなで今回はここまで。また続編があると思います。






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