全てが「当たり前」じゃないと思った方が、人生は豊かに好転して行く

2021/06/26

学び 感情・心 開運

あたりまえなことは一つも存在しない。

私たちは人生の中で、時に、目の前のことが全てあたりまえだと認識することがありますよね?

例えば、
・電車がちょうどくるのはあたりまえだ。
(電車が遅れるのは、おかしいことだ)

・わたしはこれだけのことをしたのだからお返しがあるのはあたりまえだ。
(これだけのことをしたのだから見返りがないのはおかしいことだ)

・3年勤めたのだから昇格する(給料が上がる)のがあたりまえだ。
(3年もいるのに昇格もせず、給料も上がらないのはダメな会社だ。)

・これだけ長く付き合い、愛し、尽くしているのだから結婚するのがあたりまえだ。
(こんなに長く付き合い、愛し、尽くしているんだから結婚しないのがなんでなの?)


あげるとまだまだ出てくると思うのです。

世のいざこざというもののほとんどはこういった「あたりまえ」の認識の差であることがほとんどであることに気づきます。

今日はそのあたりまえの認識の仕方についてわたしなりにお話していこうかなと思います。

自分と他者の「あたりまえ」の認識の差

私たちの思う「あたりまえ」の常識は、他者にとっては「あたりまえ」とは限らない。

なぜだろう、人は他者との関係が深くなると、自分と他者の考えも同じと思ってしまい頭を悩ませることが多くあるのではないでしょうか?

以心伝心という言葉があり、日本はそういう考えが根付いているのですが、海外でははっきり意思表示をして常に発信していかないと相手に全く伝わりません。

その影響なのか日本人同士だと「当然わかってくれるはずだ」「あたりまえのことだ」「言わなくても伝わっているだろう」などと思い込みやすい傾向にあります。

それが結構いざこざのタネになることが多いのです。


そしてバウンダリー(境界線)が曖昧になる関係は特に「相手」が「自分」に同化してしまいがちなんですよね。

バウンダリー(境界線)を引く

自分の中に、本来なら自分がいるのですが、そこに他者の意見や、他者の人生、会社の色などが深く入り込むことは多いですよね。

いわゆる共依存といわれるものになるとなかなかその関係に線引きすることができなくなるといわれております。


最初は自分のことをしっかり見れていても、いつしか相手(恋人や友人や家族)のことばかりが気になっていき、そっちに自分の意思が言ってしまう。


その依存状態になると、自分の中から「あたりまえじゃない」「感謝の気持ち」が消えます。


自分と密着してるから、良し悪しの判断ができない状態になるんですよね。

そうすると、良好な関係は保つことはできずに、どんどん自分の心は自分から離れ、他者にべったりとなっていきます。

本当の健全な相手とはこの「バウンダリー」がしっかりと引ける。その上で、お互いが助け合える関係です。どちらかが尽くす、待つ、逃げる、追うではないはずなのです。

「あたりまえ」をいかに感謝に変えるか

長年連れそう夫婦でも、お互いにお互いの秘密を共有したり、お互いのイベントを共有することをしている夫婦は長く続く傾向にあります。

いかに特別感をそこに与えられるか。

そう、その「あたりまえ」という認識を、実は全て感謝だよね。に変えれるかどうかこれが実はものすごく大事なことなんです。


ご飯が出てくるのが「あたりまえ」ではない。
自分を愛してくれる人がいるのが「あたりまえ」ではない。
電車が時間にちゃんとくることも「あたりまえ」ではない。


確かに電車がこないのは困ります。だけど私たちはロボットではありません。仕事に遅れるなど困ることは確かにあるし怒る気持ちもわかりますよね。だけど、電車を動かしてくれている人がいることは縄文時代からすれば「あたりまえ」ではないはずです。笑

と、一つ一つの「あたりまえ」に思える現象をいかに自分の中で「うわあ、感謝だわね」に変えれるかは、誰のためでもなく、勝手に自分が幸せになれる「種」だと思うんですよね。

どっちが幸せで豊か?足るを知る

ここまで読むと、お分かりかと思いますが、人生の中で、足らないものに目を向け、ずっとそれを嘆いたり、変えようとしたり、不満を言ったり、不安になっている時間と、最初から「あたりまえ」なんてないんだから今から起こること全部「感謝」だよね、すごいね、嬉しいね、最高だねと言って行く時間のはどちらが豊かでしょうか。


私は過去は断然「前者」だった人間です。本当にいつも「自分」で「自分」を結果的にぺちゃっと、つぶすようなことを無意識的にしておりました。


せっかく上手く言っても、最初はいいのに、気づくと「あれ?」またなんでこうなるの?という方向に出来事が進んで行くのです。


周りの状況を変えてもダメなんです。逆なんです、どんな状況だったとしても自分さえ、自分の捉え方さえ変えることができれば、同じような出来事だったとしても向かう方向は変わって行くものです。


足るを知る。今すでにあるんです自分の中に。周りで起こる現象は、周りをかえてコントロールしようとしても変わることがありません。

まとめ

足るを知る。そうだ!それだ!と思ってもなかなかいきなりはそう思うことができないのは当然の現象です。なぜなら、人間の思考の構造は、慣れている方に「戻した方が安全だ」とおもているからなんすよね。

単なるシステムがあるということです。

だからこそ、ネガティブになっていいんです。無理にポジティブ変換する方が結果として嘘になるんですよね。

自分の中で起こる感情、時に誤作動があるんですよ。このシステムがあるので。

なので、てっとり早い方法、ネガティブに蓋をしないことと、自分でその先を「変換」することです。

例えば、
普通ならこれが「あたりまえ」でしょう!
あれ?これってこの状況でこんなことを相手がしてくれた(こっちに目を向けます)
え!すごい〜じわ〜(この力を自分に集中する力に使う)
え、私って最高じゃん相手も最高じゃん!

そう、ほとんどのいざこざは

普通ならこれが「あたりまえ」でしょう!
言いたいことをいう
スッキリしないから後日またいざこざ
不満に不満に不満
関係が壊れる、現実が「何もないものである」と思っている

そう、まとめると「自分」の中で楽しく変換できれば、現実なんて相手なんて変わってくるよってことです。確実に、人生は豊かに好転するはずです。

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