断捨離で全て「捨てる」と人生変わる?執着を捨てる必要はないワケ。

2021/06/22

全捨離 捨てる 断捨離

 

捨てる。全て捨ててしまいたい...何かに「悩んだり」「行き詰まったり」「傷ついたり」人は何かに強く執着してると感じる時、自分から何かを「引いていこう」という動作をすることがあります。


それは実に便利な言葉で、言葉だけがどんどん先走っているようなことも多いですよね。


わたし自身、失恋が断捨離のきっかけでした。


今や、検索すれば「自分に良さそうなテーマの記事」が約1秒で登場しますよね。


例えば、”失恋" ”立ち直る" ”断捨離”なんかで検索すれば、立ち直るには部屋をスッキリさせましょう〜!断捨離したらいいことあった、人生変わった!!なんてたくさん記事が表示されるのではないでしょうか?


失恋 立ち直る 断捨離

あたかも、断捨離をすれば必ずあなたは失恋から立ち直って、恋愛もうまくいきます!みたいなテーマがずらーりと出てくるのです。


そう、誤解があると思うので今日はそこを追求していきますね。

断捨離をしてもしなくてもハッピー

日々、断捨離という言葉や全捨離という言葉は便利な開運ワードになっています。テレビや雑誌の効果は計り知れないので、それは瞬く間に浸透し、流行していきます。


断捨離というものはそもそもインド、ヨガの思想からきているのを知っている人は多いと思いますが、内容は実は実にヨガ的な内容なんですよね。


わたしも以前まではヨギーニでしたので、なんら迷いもなく断捨離にはまって言ったのがきっかけではありました。(今は断捨離実践者ではありません)

断捨離!するぞ!という言葉を意味を知らずにただ捨てるものなのだ!と思っている日本人はおそらく多いと思います。

部屋から物がなくなれば、幸せに一歩近づける。便利で馴染みのある表現に、近年は根付いています。日本という国は、そういうどこから来たのかも不明なものが受け入れられやすい国です。

この方法が自分に合うのであればそのまま続けるのがいいと思います。

断捨離:捨てるが全てではない理由。

ものを捨てると、その時一瞬はとてもスッキリし、何かから離れられたという感覚に出会います。誰もがものを捨てるという行動はスッキリするものなのです。

だけど、一つ捨てると、次にまたその「感覚」に出会いたいですから。

やみつきになりやすい感覚ということも同時に覚えておいた方が良いでしょう。

捨て続けても、要らないものをまた買ってしまっては意味がありません。

これがあるから「わたし」は変われないのだ。そう思うこともきっとあると思います。そしてそれを捨てられないから、自分は「ダメな人間」そう思うことだってあるかもしれません。

だけど、そう思うことがあれば「え?ちょっとまって?」と訂正しましょう。

ものを捨てられないからダメ人間なんてことはありません。

断捨離できるからいい人間でもないのです。

楽しいためのことが苦しめる?幸せは誰が決めるの?


人は、幸せになりたいといつでも願いますね。だけど、今現状が幸せと言えなければ、この先もその幸せは訪れることはありません。


何故ならば、自分の目の前の現実の「どこをどう見るか」ただそれだけで、1年後、2年後、それこそ本当に1日後の現実ですら変わることがあるからなんですよ。


わたしのように失恋してもずっと立ち直った気になって、新しい恋するのになんか上手くいかないなーっていう一人芝居をしている場合もあるんです。笑


そう、人はね、幸せになるためにここにいます。地球という場所は、そういうことを望む人が望む勉強をしにやって来ます。


みんなが実はこう見えてもフェアなのです。

ということはですよ。自分の開運方法なんて外側にあるはずがないということにもなりえます。


これをすればこうなりますは存在しない

人は、一つのタイプではないはずです。ものを捨てるからいいとか、頭がいいとか、一流だとか、天才だという場合もあれば、部屋の中が凄まじく汚い天才も多く存在しますよね。


それよりも「こうしたら幸せに近づけるはず」で行動することの方が結局のところ執着であったりする。

これが過去のわたし「失恋→断捨離にハマる→捨てまくる→ものがない→欲までもなくなった。」

完全にこれじゃあ、幸せとは言えませんよね?笑


欲や執着ってね、あって当然なんですよ。そして、要らないものが出てくるのももちろん当然なんです。自分が変わるからね。

で、断捨離の内容をちゃんと知らずに突っ走っている人もおそらく多いのではないかなって思うんです。

それぐらいいろんな言葉や流行りがうじゃうじゃしていて、どの情報が本当なのか、自分に合うのかが見分けにくいっていうことです。

まとめ

今の自分や過去の自分を変えたい!そう思い、いろいろ検索する人はきっと多いです。過去のわたしももちろんそうでした。

だけど行き着く場所は実はこの一連を通り越して、さらに向こうにあります。


それが自分で考えること。です。

自分で考える、自分らしくあるという言葉はふわっとしていそうでとても力強い言葉です。

わたしが脱スピリチュアルした時、様々なトリックが解けました。

これをすればこうなる!幸せに近づく!開運!これを捨てれば、執着を捨てれば、あなたは変われる!

なんてですよ。

今なら断言いたします。変われるのは自分のハートで、頭で、考え、自分の適量や方法を生み出すことをした時です。


何かに依存したり、誰かのせいにしなくなった時、目の前に道が必ず開かれる。それが、何にも変えられない「真の幸せ」です。

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