最初はあれを入れるために購入。そして、その後あれもこれも入れよう、追加購入。サイズや色が合わなくなることで、買い替えたり、買い足したり。
そうこうしているうちに、役割があるんだか、ないんだかみたいな迷子ちゃんが出没しませんか?
この間、私は押し入れを開いてパッと見た時にどこに何があるかわからない部分があってすごくモヤモヤした日がありました。
そう、行き先、帰る場所さえそれぞれに教えておけば、ものがゴチャゴチャすることってなくなるんですよね。
戻り先がないから「迷子」になる。そしてもやもやしたゾーンが出来上がってしまう
今日は、そんなときに辞めたことのお話です。
収納がたくさんあればあるだけ増える
私の祖母の部屋がいい反面教師になるようなのです。祖母の部屋には中身が様々なものが混じり合っている収納スペースや小物入れ、バック、ポーチ、クリアファイルなど様々なもやもやゾーンがあるんですよね。そのゾーンは私には理解ができない「なんじゃこれ」がぎっしり詰まっているのです。その価値はもちろん他社である私にはわかりません。
これを一体いつ、どんなときに使うのであろうか?
そんな頭の中のおしゃべりが大運動会を繰り広げるのです。
安いプラスチックの入れ物が一つの部屋に何個あるのでしょうか。そして形も色も統一感が見事にありません。
私も無印やセリアやダイソーが好きですが、収納ケースもバラバラに買うことはありません。
私はプラスチック製品は部屋にほぼほぼないのですが、問題はそこではなく「何かにきっと使えるだろう」というものが一つそこにあると、見事にそこに「仲間」が集まる。どこからともなくね。ということなんです。
あら不思議、同じものは集まる理由
まー不思議ですよね。みていて面白いんですが、同じものって集まるんです。
紙は紙を集めませんか?気付くとレシートはレシートで集まる(何もしなければ)
これいるかな?っていう「保留」しそうなものもそのまま「これいるかな?」を集めて仲間が増える。
人間関係もそうですよね、同じような段階にいる人ってなんだかあどこからともなく集まってくる。笑。あ、あなたも今その段階なのね、わかるわ。みたいな。そしてどっちかが成長したりするとなーんとなく疎遠になったり自然に離れていく。
現実という出来事にも「波」がある。
そして物、物質的なものにも「波」がある。
精神的なもの、感情にも「波」がある。
だからいつも発するものや取り入れる物、事が全てなんですよね。
ってことはですよ。私たちは何が大事なのかを見極める為に、何がどうして「不要なのか」を明確にしておくとスムーズに歯車は回っていくようになっているんです。
なんとなく。の中にこそヒントが
なんとなくなものを何年も使わないのにただ置いておくーのは、自分自身も何も変わらなくていい、何も変わりたくないと一緒だということとイコールなんですよね。
捨てることが全てではないんです。ただ、うまくそこにとどまらないように物が生かされている状態。これがとても大事なんだなと思うんですよね。
捨てることが全てではないんです。ただ、うまくそこにとどまらないように物が生かされている状態。これがとても大事なんだなと思うんですよね。
開かずの扉みたいになっていたり、開いたけど“なんだか気分が良くない“だから収納を増やそう!という動機だとね、後々結局またもやもやすることになる可能性が高いです。
そもそも収まらないから収納スペースを増やす。その前にできることはきっと何かしらあるんですよね。
私が押し入れで決めたこと。
今回、押し入れで私の中で決めたことがあります。それは、見えにくいところに詰め込ままない。これだけです。
一番上の収納スペースがあるんですがそこに普段使わないものを今までは詰め込んで綺麗に入れたつもりだったんですよね。
しかし、綺麗に入れたつもりだけだったので笑。実際は後ろの方に「あ!これここにあったんだー」っていうのが隠れて、詰め込まれていました。
それらをまず全部出して、一番上だからこそ今使うものを蓋なしの木の収納グッズを間隔を空けて配置しました。それだけで気持ちが良く、良くその上のものを出し入れするようになったんですよね。
ぎゅっと詰まってるよりも、間隔を空けてみる
ほんのちょこっとのことなのですが押し入れを開けた時のあのもやっと感は見事になくなり、一つ一つに何が入っているのかを認識できるようになってきました。
私は部屋の外に出ている家具は一つだけなのでほとんどの収納は押し入れのみです。そこに全部を詰めていますが、自分なりの適量をいい感じで並べています。
難しく考えることなかれ、純粋にシンプルに。
モヤモヤの解消に努めることは、自分の肩の荷を一つ落とし、スッキリすることでしょう。
特別なことや、収納術に頼らなくても、自分なりの自分らしいわかりやすい部屋になればそれでいいんですよね。
今日のヒントは
- 家具とかぐに少しのスペースをあけてみる
- しばらく触れてないものをノックしてみる
- なぜ、使用してないのか尋ねる
- 同じようなものを買い足して無駄になっていないか考える
- 空いている空間があるか調べる