人は、日々様々な団体や会社や、パートナー、友人、お客さんなど、人間関係の中で、転機を迎え、移動や転勤、新しいことを始めるステップを自然の流れのように繰り返して行きますよね。
例えば、世の中が何か大変なことがあったりして、その会社を離れざるおえなくなる人もたくさんいるでしょうし、自分の働く職場だって、いつ何時無くなるかもわからなければ、自分の中での学びの年月をあらかじめ決めていたり、ふと、新しい道に行くこともあるのではないかと思うのです。
私たち人間は「現状維持」が一番安全という根深い意識が埋め込まれている生き物なので、新しいステップへ行く時、少なからずストレスが加わることが多いのです。
色々な不満があっても、そこに通っていれば、今よりうんとよくなることはなくっても、お金が入ったり、技術を学ぶことができる。それは新しいステップを踏むよりも簡単で安全なのです。
しかし、今までは感じなかった「違和感」があるのなら、もしかしたらもうそこでの学びは終わっているサインなのかもしれません。
違和感を感じる時の意味とは
それも当然なんですよね、人は日々、なんかしら変わって行くものなのです。付き合う人、周りの環境、時代の流れ、世の中の動き、何か感動する映画を見た後など。人の心、感情はゆらゆらと揺れ動きます。
毎日同じタスクとしてロボットのように働く人間はおそらくいません。笑。もちろんそういうタイプの人間は存在するかもしれませんが(電気系のお仕事や、職人さんなど)コツコツ一筋でお仕事ができる。今の世の中だとなかなか逆に珍しい。。そんな流れを感じます。
家が歌舞伎一家だったり将来のレールは決まっている。なんて場合は自由な洗濯は許されないのでしょうが。。。今日はそういう何代目とかそういう人いがいの人の例ですね。
結論から言うと「違和感」は心からのサインだよ。と言うお話です。
さらにそれを無視するとどうなるか、これ経験したのですが「身体が意味不明の不調」になって行く。
要は気付けるように表に出してくるってことです。これ、ありがたいことです。
身体に出るのは心の叫び
心の中は、心の中だけのことではないのです。病は気からという言葉があるように、本当に、心が病むと、身体に出てくるんですよね。そして多くの場合、そう簡単に治りません。それは、その原因を消さないと消えないのですよね。
そう「違和感」というものは私たちに何かを伝えているサインなのです。身体に出す前に、心からの叫びをモヤモヤの違和感や、イライラという感情に乗せて。
もちろんただそういう時期というものもあります。だけど違和感がモヤモヤと続くのなら、他に何かやりたいことがあったかな?どういう気持ちを感じているのかな?何か忘れてないかな?行く道がこれであってるのかな?本当にやりたいことに蓋をしていないかな?
変わることを恐れているのかな?などと一旦考える時間を作りたいものです。前回腰痛の話でもお伝えしましたが、恐れというものは誰にも備わる、安全から出ていかないようにするためのガードの役割。
変わりたいのに、あと一歩で変われない。やっぱり恐る。だってその先に「安心、安全」があるかなんてわからないんだもの。。。!!誰しも、見えないものは怖い、恐るもの。もちろん。その未来なんて誰にも見えないものなのです。
背中を押す「サイン」臨時収入
そして違和感をなんとなく冷静に俯瞰してみていると、その出来事を受け入れたと同じことになるので、目の前に他のサインが現れてくることがあるんです。それがそれにちょうどいい「臨時収入」が入ってくるのです。次へ行くにはある程度のお金は必要ですよね。面白いんですが、お金って時々謎のルートでやってくることがあるんですよね。
まるで背中を押してくれているような感覚になることでしょう。
様々なサインが現れ、さらに、自分への意思が固まってきます。
今のままでもいいし、新しいことをしても上手く行くような気がしてくる。そんな気持ちにだんだんとなってくるのを感じます。
そしてそういう時になると、お試しをふっかけてくる人が必ず現れるんです。
「君には無理だよ」って言われたら拍手!!
頑張って、次へのステップを踏もうとしている時に、必ずこんな言葉をかけてくる人がいませんか?- 「あなたには無理だよ」
- 「できっこないよ」
- 「せいぜい頑張りな」
- 「いきなり自分でハードル上げたよねー」
- 「だって、相当な努力必要だよ?」
これらをかけてくる人がいれば、それは、「自分にはできないから、あなたにもできない」と思っている人なんだと思いましょう。
典型的な「現状維持」な人なのです。だから、ここにいれば安全だよ、ね、一緒に、現状維持しようよー!というタイプなのです。
間違っていないんです。そのままいれば確かに安全ですからね。
だけどこういう人のこういった一言は、すごいいい着火になるので感謝なのです。
こう言ってもらえたら拍手しましょう。
まとめ
何か大きく流れが変わる前、夜明け前は一番暗い。と言いますよね。今までの安全な世界から道の世界に行き、自分がよりやりたいことをやるとき。特別なことのように聞こえるかもしれませんが、実はそこら中で、このような「大きな変化」は日々周りでも起こっているのです。私たちが何気なく日々を過ごしている中でも自然とこういう変化を繰り返し、そして、変化して行く。
誰が最初から新しいことができたのでしょうか。ほとんどの人は最初はできなくて当然なんです。自分のやりたいことが何なのか知ってることが一番大事だよ。ムーミン作者トーベさんは言っています。
そう、慌ただしく毎日生きるために労働するのではなく、自分の好きなことがわかって、心からそこに気付けている人はどれだけ、心が軽いのでしょうか♪それは仕事だけではなく、趣味などでも、日々身近なところにもあるのかもしれません。
違和感が教えてくれること。そっちじゃないよ〜。そんな小さな小さな声に耳を傾け、心が心地よい方向へ進んでみましょう。